Apple Watch ECGのQT間隔とU波
QT間隔を測定するには、T波がどこで終わるのかを正確に把握する必要がありますが、U波があるとそれが難しくなることがあります。U波はT波のすぐ後にときどき現れる小さな振れで、両者が連なってしまうと、どこで一方が終わり他方が始まるのかが分かりにくくなります。
T波がどこで終わるか、そしてU波を含めるかどうかが、QTの測定値に影響します。画像出典:litfl.com。
U波をいつ含めるか
U波が存在すると、T波がどこで終わるのか、またU波を数えるべきかどうかが分かりにくくなるため、QT間隔の測定が複雑になります。一般的なルールは次のとおりです。
- T波に融合した大きなU波(1 mmを超えるもの)は含めます。
- より小さなU波、およびT波と明らかに分離しているU波は除外します。
なぜ重要なのか
T波の終わりを正しくとらえることこそが、正確なQTを、ひいては正確な心拍数で補正したQTcを生み出します。分離したU波を誤って含めてしまうと、QTが実際より長く見えることがあります。単誘導のApple Watch ECGでは、目立つU波は、QTの測定値を慎重に解釈し、重要な場合には臨床医に確認してもらうべき理由のひとつです。
よくある質問
ECGのU波とは何ですか?
U波は、T波のすぐ後に現れることのある小さな振れです。しばしば目立ちにくく、その存在によってT波がどこで終わるのかを正確に判断しにくくなります。これはQT間隔を測定する際に重要になります。
U波はQT間隔に含めるべきですか?
一般に、T波と融合した大きなU波(1 mmを超えるもの)は測定に含めるべきで、より小さなU波やT波と明らかに分離しているU波は除外すべきです。